18(土)19(日)に行いました完成見学会に多数のご参加、誠にありがとうございました!
おかげさまで多くの方々に、熊本の木としっくいでつくる室内が清々しく気持ちのいい家をご体感頂きました。
そして今回の見学会では、どの住宅屋も出していない価格を表示していました。
参加された皆様全員、驚かれていました。
玄関開けた瞬間に、風が違うと感じた家は初めて!
ただの安い家と思って来てみたら、とんでもない仕上がりで、職人の心意気が伝わった。
などの感想も頂きました。
現在、色々な住宅がつくられています。その中で本物を見極めるのは、とても難しいと思います。
今の住宅業界は玉石混合。そのほとんどが石。玉を引き当てるのはご自身でいい家とは何かを考えることができる聡明な方だけだと思います。
まるで素人が考え、素人がつくったようなため息が出そうな家ばかりが増えました。あたかもいい家であるかのような誇大広告。実際、住んでみれば、エアコン付けっぱなしではないと、生活できない住環境。電気代高額請求。ソーラーを追加金でつけてもらっても、夏場は多少電気代安くなるが、冬は発電量が落ちるので電気代が高額なのは変わらない。高いソーラー代払ったにもかかわらず…。梅雨時もエアコンで調湿。付け忘れると一気に壁と壁の内部にカビ大量発生。さらに庇がない家は外壁が2年ほどでコケだらけ。
なぜそんな家になってしまったのか。
それは、営業力の高い住宅屋がお客と決めた金額の約6割をピンハネ。残りの4割で工事を丸投げ発注。これが業界のスタイルのスタンダードになってしまったから。
建設業が別名ピンハネ業と呼ばれる所以となっています。
しっかりコストを掛けた家をこのような体制でつくってしまうと、とんでもない価格になってしまいます。そこで、普通よりちょい高いくらいで済ませるために、家のコストを徹底的に下げたのが現在の住宅です。
庇なんてはもってのほか。家の外周から1mも大きくしては材料も瓦も余計に必要になり、コストが上がります。四角い家や庇がほとんどない家が急増している理由です。
そもそも、このようなピンハネ体制ではいい家なんぞできるわけがありません。
今回の見学会は、本当にいい家とは何か。
いい家は高い!というのは、間違った思い込みである。
ということを知って頂くことが最大の趣旨でした。
なにはともあれ、参加された皆様にもわたしたちにも、いい見学会となりました!
ありがとうございました!