最近は地籍測量の精度が上がり、現地との相違はほぼない。伊能忠敬の時代から測量された座標、航空写真を参照し、現代技術のGPSにてポイントを取っていき、2Dの平面へ落としていく。膨大な作業量だ。
この努力の結晶が法務局で受け取れる「字図(あざず)または公図」というもの。業界では一般に不動産登記法に条文が17条にあったため、「17条地図」と言っていたが、法改正で条文が14条へと移行し、現在は「14条地図」というようになった。