既存在来浴室。タイルで施工されている。この家の浴室はタイルの施工状態もよくタイル下地である木部へのダメージはほぼなかった。
20年以上お世話になった浴室に敬意を払い解体へと移行する。
既存在来浴室。タイルで施工されている。この家の浴室はタイルの施工状態もよくタイル下地である木部へのダメージはほぼなかった。
20年以上お世話になった浴室に敬意を払い解体へと移行する。
解体作業を行っている。できるだけエコの観点から解体発生材を縮減するため、解体範囲は最小限とする。
浴槽及び床を解体。あとは給排水配管を敷設し、システムバスを設置できるようコンクリートの床を造る。
配管も敷設完了し、システムバスを据え付けるコンクリート床も完了した。あとはシステムバスを待つだけ。
コンクリートの床が乾いたら、サッシが取り付く部分の木枠を施工。さらには家全体の断熱のバランスを取るため、外壁に面する壁面に羊毛断熱材を施工。システムバス自体も断熱施工されているので不要にも思えるが、家の外壁面を覆うように断熱するため、連続性を持たせなくてはならない。断熱の切れ目は造るべきではない。こういう見えなくなるところも重要である。
究極のシステムバスルームの組立設置が完了。
この浴室リフォームが3~4日でできるのだから驚きである。しかも、このスーパーハイグレード仕様でもタカラスタンダードならば200万円中盤、工事費入れても300万円からおつりがくる。一見高いようにも思えるが、40年は問題なく使えることを考慮すれば、一日当たり200円で高級ホテルの風呂に入れるようなもの。毎日使うものだからこそ、資金を投入しても損はないと思う。
ステイホームが叫ばれる中、生きた金の使い道とも言えよう。