ベタ基礎のベース配筋。短辺方向を主筋、長辺方向を配力筋という。ともに引張力を負担する。
また一般的に運搬を考慮し、4、5、6mの長さで規格されている。その長さを超える基礎の場合、鉄筋をつなげて配置する必要がある。
その配置の際、重要なポイントがある。鉄筋は引張を負担する部材で、応力を鉄筋全体にスムーズに掛かるようにしなくてはならない。応力が停滞するようなところはそこに応力が集中することによりウィークポイントをつくってしまう。
その応力伝達をスムーズに行う継ぎ手をつくるのに、重要なのが「定着」である。