先日、浄化槽検査に立ち会った。
下水道が敷設されていないところは、「合併浄化槽」を設置する義務がある。八代市の場合、球磨川、前川より南の地域が下水道処理区域外となり、浄化槽の設置義務が発生する。ちなみに氷川町(旧宮原町)はかつて下水道普及率[ほぼ100%だったかと…]全国一位だった。
下水道管を川を橋渡しするには途方もない予算が必要になることから、川より先はまだ敷設されていない。
また、浄化槽設置者には申請により補助を35万円ほど受けることができる。
先日、浄化槽検査に立ち会った。
下水道が敷設されていないところは、「合併浄化槽」を設置する義務がある。八代市の場合、球磨川、前川より南の地域が下水道処理区域外となり、浄化槽の設置義務が発生する。ちなみに氷川町(旧宮原町)はかつて下水道普及率[ほぼ100%だったかと…]全国一位だった。
下水道管を川を橋渡しするには途方もない予算が必要になることから、川より先はまだ敷設されていない。
また、浄化槽設置者には申請により補助を35万円ほど受けることができる。
以前はトイレのみ接続する単独浄化槽が主流で、浴室、洗面、流しからの生活排水は直接、川や側溝へ流されていた。環境保全の観点から、下水道が敷設され、下水道への接続、敷設しきれないところは合併浄化槽の設置が義務付けられた。これで生活排水は、きれいな水へと浄化され、川(自然)へと放流される。最近、異臭がする川を見ることがなくなった理由でもある。ただ、築年数が古い建物などは今も単独浄化槽、汲み取り式便槽を使用しており、少なからず環境負荷を与えている。早期改善が望まれる。
浄化槽はただ、ろ過するだけのようだが、実際は微生物が住んでおり、それが汚水を分解し、きれいな水へと変換している。浄化槽は生きている!