2020.06.13
家づくり

家に神様を祀ろう

一級建築士|井上秀樹

家に神様を祀ろう

 最近、神棚がない家が多くなった。神棚を祀り、神様に拝礼する意味が分からなくなったのだろう。今日一日を無事に過ごせますように。おかげで今日一日無事に過ごせました。という感謝の心他人を敬う心を培う場所として神様がいると思う。社会のデジタル化と共に日本人の美徳ともいわれる感謝の心、おもいやりの心もどこかへいってしまったのだろうか。朝から家族一緒に手を合わせ、家族の無事を神様に祈る。そういうアナログな風習も根絶やしにしてはならない。ちなみに神棚というのは一年365日、12か月、1日1日を家族みんなが幸せに暮らせますようにと、サイズを幅3尺6寸5分(約1m)、奥行1尺2寸(約40cm)、厚さ1寸(約3cm)でつくられている。

神様を祀る手順

 神棚にはまず、こういう3社宮(さんしゃみや)の社(やしろ)を置こう。中央の窓には日本の神様の大元締めでもある伊勢神宮の天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)様のお札、右側に家の建っている土地地区を統べる氏神様のお札、左側には家族で崇拝されている神社様のお札を入れると良い。後は神榊(かみさかき:スーパーに売ってある神花というもの)を一対、あとは神前に米(中央)塩(右)水(左)の順で置くとよい。これであなたの家にも神社が出来た。年末年始に近所の神社にお参りするように、ご自宅でもお参りすることをお勧めする。きっと家運も上がること間違いなし。

家内安全健康笑顔

 誰もが思う事だろう。それを家族の手形と共にリビングに掲げさせて頂いた。これからこの家とともに家族の成長がある。幸せな歴史を築いていってもらえることだろう。

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