当社自慢の断熱材「羊毛断熱材サーモウール」
特に湿気の多いここ熊本では、断熱材の選択は重要です。
一般的な種類は以下に大別されます。グラスウール(ガラス繊維)、ロックウール(石綿)、セルロースファイバー(紙などの繊維)、スタイロフォーム(発泡スチロール)、発泡ウレタン吹付などなど。
最近流行りの断熱材はグラスウール、ロックウール、発泡ウレタン吹付けが多いですね。
これにサーモウールも含んで検討すると、
断熱性能:グラス<ロック<サーモウール<発泡ウレタン
コスト:グラス<ロック<サーモウール=発泡ウレタン
サーモウールは価格の割に断熱性能が低い。発泡ウレタン吹付けが最高であると一般のメーカーさんは思われています。
では、なぜイッセイハウスはサーモウールを使っているのか?
これには隠れた唯一無二究極の性能があるからです。
それは、吸水性と自然に乾燥する(呼吸している)ことができる性能です。先程も述べましたように、熊本は高温多湿。温度管理より湿度管理の方がより重要になってきます。不快指数は気温ではなく湿度に左右されます。気温31℃湿度55%は耐えられますが、気温20℃湿度95%では息苦しくなります。
その他の断熱材は吸水性はないとしていますが、経年により次第に水分を帯びてきます。水量に比例して断熱性能は下がってきます。また、自分で乾く事ができないので、壁の中は水分がたまり、柱などの構造木部へダメージを与え続けます。家の中も呼吸もしないので湿度も高いままです。空調による除湿で対応です。
呼吸する断熱材サーモウールは自然素材と相性がいいです。杉板、しっくいなどは呼吸しています。壁紙などで覆っては壁の中でしか呼吸できずせっかくの性能を台無しにしてしまいます。
イッセイハウスは壁の外も中も呼吸する素材でつくっています。